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~信州おもてなし大賞について~

地域において、長期的な視野をもって、おもてなしの向上に真摯に取り組む企業・団体、個人の皆さまの光り輝く活動、短期的ではなく、長期的、永続的な取り組みを表彰しました。
 

「おもてなし大賞」の選考対象となる活動とは・・・

(1)「誰が」・・・・・信州の企業・団体または個人が

(2)「誰に」・・・・・観光旅行者や顧客に限らず、社員同士や地域の方に

(3)「何を」・・・・・相手の状況、気持ちを配慮して行う活動

 

第7回受賞者

受賞者決定

令和2年3月23日に『信州おもてなし大賞』の表彰式が行われました。

  • 信州おもてなし大賞(知事表彰)2団体
  • 特別奨励賞(知事表彰)2団体
  • 奨励賞(信州キャンペーン実行委員会長表彰)3団体

(順不同)

【大賞】

天竜川鵞流峡復活プロジェクト(飯田市)

放置竹林伐採による景観美化、環境保全、資源再利用の取組み

放置竹林と不法投棄されるゴミによって荒れてしまった鵞流峡の本来の美しさを取り戻すため、5つの復活「鵞流峡の景観」「天竜川への想い」「時又周辺の賑わい」「地域資源の活用」「人とのつながり」に夢を膨らませながら、竹いかだ制作、天竜川いかだ下り体験、竹をエネルギーとした薪防災ストーブの活用、幼竹を原料とした国産メンマ「いなちく」の製造販売、天竜いなちくの収穫から販売まで地元小学生の目線で自ら考え実行する活動の支援、森林インストラクターによる森林塾の開催等、SDGsを体現している。
放置竹林が“いなちく畑(宝の山)”に見えるという発想の転換、地域の方々のみならず全国から志を共にする仲間と一緒に楽しみながら継続的に持続可能な活動を行っている。

白馬五竜高山植物園(白馬村)

いつでも誰でも高山植物と北アルプスの景観を楽しめる環境づくり

宿泊業を営む地域の方々と協力し、スキー場の夏を利用し通年観光できる場所として2000年に開園。北アルプスの景観が間近に見える、標高1500m超のエリアに、300 種以上の色とりどりの高山植物を植栽。希少な高山植物を育成する保護拠点園 としての役割も担っている。
いつでも誰でも高山植物と山岳景観を楽しめるよう、ゴンドラやリフト、植物園のレイアウト、案内表示、アウトドア用一輪車などユニバーサルデザインを取入れている。お客様とのコミュニケーションを大切にし、家族や友人と同じように接することを心掛け、施設、人、自然、地域を含めた雰囲気作りを社員全員、地域の方にも協力いただきながら実践している。

【特別奨励賞】

■学校法人北野学園上田女子短期大学上田電鉄別所線ガイドボランティアチーム(上田市)
女子学生による袴姿の「別所線」車内沿線ガイド
2015年より上田電鉄株式会社の協力のもと別所線にて車内沿線ガイドを実施。沿線に臨むのどかな田園風景と袴を着た女学生の姿は、明治、大正時代にタイムスリップしたような非日常な空間を演出、その雰囲気にふさわしいふるまい、言葉遣い、笑顔、目で見てわかりやすいガイドや解説を心がけている。
観光客には移動時間も思い出の一つとなるように、地域住民の方々には、ガイドを通して改めて上田の魅力を知ってほしいという想いを込め、学生ならではの視点で歴史や旬な観光情報などを紹介している。
昨年10月の東日本台風災害により別所線のシンボル千曲川橋梁が崩落したこともあり、ガイド活動が復旧の応援になるよう取り組んでいる。
■長野県白馬高等学校 国際観光科(白馬村)
白馬村・小谷村と連携したボランティア活動
2016年に全国から生徒を募集する国際観光科を開科。以降、地域と協働した学びにより、「白馬で成長した生徒が、この地域を支え、あるいは世界を舞台に活躍し、その姿を見た生徒がまた白馬に集う」好循環を永続的に生み出せる学校を目指し、両村と協働した活動を行っている。イベント等にボランティアとして積極的に協力し高校生パワーを発揮。地域特性として、観光客向けのイベントが四季を問わず多くあり、海外からの観光客だけでなく外国人居住も多いため、英語によるアナウンスが必要なことが多く、「白馬高生がいなければ成り立たない」と感謝されている。地元の人と直に触れ合うことで生徒たちが自分の居場所を見つけ、地域に愛着を持つようになってきている。

【奨励賞】

■NPO法人「信州ええっこ村」(青木村)
NPO法人「信州ええっこ村」(青木村)
農村体験受入を15年継続し青少年の健全育成に寄与
2005年から国内外の青少年を農家に招き入れ、地域の伝統文化、自然の素晴らしさ、食べ物の大切さを伝え、青少年の健全育成に寄与する活動を続ける。まるで自分の家で過ごしているようにリラックスした状態で過ごせる環境を整えるとともに、受け入れ側も楽しんで交流することを心がけ、生活に張り合いができている。会員間で情報共有できる仕組みにより、年々おもてなしの精度も上がっている。交流後に、二度三度と、家族で青木村や受入世帯を訪れる子もおり、リピーターをつくることで青木村ファンを増やし、地域の活性化に繋げている。
■駒ヶ根高原「幸せの森」ブライダル協会(駒ヶ根市)
駒ヶ根高原「幸せの森」ブライダル協会(駒ヶ根市)
異業種連携、産学連携による結婚式プロデュースでおもてなし
2012年に駒ヶ根市内のブライダルに関係する業者が業種の違いを超え、駒ヶ根高原を「幸せの森」ブライダルの聖地にするべく団体を立ち上げ。駒ヶ池にハート型のカップルシートを設置、挙式者に「幸せの森住民票」発行のセレモニーを実施、挙式後1年間の宿泊施設や飲食店の割引サービス等により「第二の故郷」としてリピーターが増加中。
地元高校の地域実践授業(年52時間)と連携し、ブライダル関連のプロフェッショナルによる授業と、結婚式のプロデュースを通じて、夫婦や家族の大切さ、将来設計を学ぶ場となっている。地元観光協会とも連携し、中央アルプス千畳敷での結婚式を人気イベントとして定着させる等、駒ヶ根高原全体を盛り上げている。
■千曲市ボランティアガイド「楽知会」(千曲市)
千曲市ボランティアガイド「楽知会」(千曲市)
「楽しく知る」を12年続ける観光ボランティアガイド
千曲市主催の「千曲市を楽しく知る講座」受講者を中心に、『故郷のことをもっと知りたい、自分が受けた「郷土への感動」を地元の人や、この地を訪れる人にお伝えしたい』との気持ちが高まり、2007年「楽知会」が発足。会員数33名、平均年齢68歳が、「月の都の案内人」と称して観光ガイド活動を年間約200回実施。近年ではJRやしなの鉄道の関連ツアーでも「おもてなし」ガイドを担当し、日本三大車窓である姨捨駅の魅力を多くの観光客に伝えている。
月1回の勉強会や県内外の観光地ガイド団体との交流で研鑚を重ね、年配者には生きがいに、若い人には自分の「故郷」を好きになるような『良いとこ探し』の活動としている。