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受賞者決定

平成30年3月20日に『信州おもてなし大賞』の表彰式が行われました。

授賞式の写真

  • 信州おもてなし大賞(知事表彰)3団体
  • 特別奨励賞(知事表彰)1団体
  • 奨励賞(信州キャンペーン実行委員会長表彰)2団体


株式会社JINRIKI(箕輪町)

車椅子けん引機材の開発・普及でバリアを超える観光地に

 車椅子けん引機材JINRIKIの開発・普及により、観光やレジャーなどにおける移動範囲を広げた。
 たった1センチの段差でも、小さな前輪で乗り越えるのは難しい。JINRIKIシリーズは、車椅子にけん引バーを装着し前輪を浮かせて引くことで、今まで車いすではできなかった坂道や段差、雪道等の移動が、実に簡単に行うことができます。取り付けも容易で、様々なタイプの車いすに装着できるようにも工夫されている。また、介助者が車椅子を前からけん引できるようになったことで移動の安全性が高まり、アウトドアを含めた観光のみならず、災害緊急時の緊急移動にも活用できる。
 「いつでも、だれでも、どこでも、安心して信州」を可能にする「信州のおもてなし」を目指している。

富士見高原リゾート株式会社(富士見町)

誰もが楽しめるユニバーサルフィールドづくり

 花の香りや鳥のさえずり、風の音や星の輝きを、子供や高齢者、障がい者と介助者や家族など誰もが共に感じ楽しむことができる場所「ユニバーサルフィールド」づくりに平成22年から取組みを進めている。
 社員一体となって取り組んでおり、HIPPOやJINRIKI、デュアルスキー、遊覧カート等道具の導入によるアウトドア体験の提供や、声掛けや人の手によるサポートで車椅子や高齢の方へ支援を通し「おもてなしの心をカタチにする」ことを実践している。
 また、諏訪地域は下より、県内の観光事業者やユニバーサルに取組む団体と積極的に連携し、社員が学んできたことを企業内に留めず、県下各地で行われるイベント等での道具の貸出や展示、講習会を行い県内のユニバーサルツーリズム推進に尽力している。

古田の里赤そばの会(箕輪町)

遊休農地の利用と景観保全、高嶺ルビーの赤いじゅうたん

 平成9年から中箕輪そば組合が耕作していた赤そばを、平成18年に「古田の里赤そばの会」が引き継ぎ栽培している。木々が生い茂る山道を抜けると目の前に4.2haのピンク色の赤そばの花が一面に広がり観光客を楽しませている。見ごろは9月下旬から10月上旬。その間に開催される「赤そば花祭り」では地元有志によるバンド演奏や地元農産物の販売、トン汁のふるまいなど地元ならではのアットホームで温かみのあるおもてなしを実践している。2度3度と訪れるリピーターも多く「日本で一生に一度は行きたい風景」と取り上げられたこともある。
 また、赤そばの会のホームページでは日本語だけでなく英語版の掲載、季節が近づくとライブカメラの映像公開など積極的に情報発信が行われている。

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天龍村立天龍中学校(天龍村)
天龍村を盛り上げる、全校生徒が取り組む「梅花PROJECT」
 天龍村が毎年2月に開催する「天龍梅花駅伝」は同村の一大イベントであるが、天龍中学校の生徒によるおもてなしが名物である。中学生が県内外から来るお客様を天龍村らしくおもてなしたいという思いから、平成22年より「梅花プロジェクト」が開始された。プロジェクトでは村の特産品であるお茶と竜峡小梅を収穫し、お茶や梅ジャムクッキーなどの製品を作るが、年度当初に年間目標、収穫目標、製品個数などを生徒全員で話し合い、1年がかりで活動に取り組む。今年は、14名の生徒が一人一人何役もこなし、駅伝当日には、おもてなしの心で駅伝参加者や応援者に販売・配布を行い元気な声で駅伝を盛り上げている。


■一般社団法人木曽人(上松町)
木曽地域をつなぐ情報誌「木曽人」の発刊、「ねざめ亭」の運営
 木曽地域をつなぐ、木曽地域の人の魅力などを紹介するフリーペーパー「木曽人」を平成28年3月から2カ月に1回発行し、木曽地域15000戸に全戸配布するとともに、道の駅や観光案内所へも配置している。
 木曽は、外の地域から見るとひとつと捉えられるが、元々は11の宿場があり木曽に住む人たちは自分の住んでいる地域以外の事は知らないことが多い。観光客が妻籠宿を訪れ奈良井宿の情報を尋ねた際に、人と人とのつながりを大切にし、情報発信ができる体制づくりに努めている。
 また、休止していた「レストハウス木曽路」を「ねざめ亭」としてオープンさせ、絶景パウダールーム「OTOHIME」は寝覚の床を一望できる立地を生かしたアイデアで観光客をもてなしている。
■特定非営利活動法人 ヒューマンネットながの(長野市)
ユニバーサルトイレマップ・アプリの作成
 平成25年に「だれもが安心して観光を楽しんでもらうためのマップアプリを作る」ことを目的に、障がい者やその家族、関係者、長野高専や企業など他分野の方が20名集まりプロジェクトチームを発足し、平成27年の善光寺御開帳に向け、長野市街地の多目的トイレをはじめ、観光施設などのユニバーサルな情報を調査し、その結果を発信するアプリを制作した。その後、公共施設の情報の追加など、アプリの充実に努めてきた。また、アプリだけに留まらず、紙媒体でもユニバーサルトイレマップを制作し、市街地のトイレに掲示するなどの活動も行っている。さらに、長野駅東口エリアや松代地区のユニバーサルマップの制作も勢力的に行い、地域も拡大している。今後は、長野市だけでなく近隣の観光地のバリアフリーマップの制作を広めていきたいと考えている。

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受賞された皆さま、おめでとうございました。

長野県は“日本一のおもてなし県”を目指し、さらに「ずく出し!知恵出し!おもてなし」プロジェクトを推進していきます。